金環日食が終わったばかりなのですが、
約10日後、6月6日の金星の太陽面通過に向けて準備を始めました。
まずこちらは、金環食中の太陽を300mmレンズ(フルサイズ450mm相当)で撮影したもの。
先日公開したのはトリミング済みのもので、元画像だとこのくらい小さくなります。
太陽の全体像を写すならこの程度の拡大率でも問題ないのですが、
金星の視直径は太陽の32分の1ほどしかないので、少々物足りません。
既存の機材を活用しつつ拡大率を上げる方法としては、
・ケンコーの反射望遠レンズをD7000に取り付け、フルサイズ750mm相当にする
・ニコン1シリーズのボディにアダプターを介して300mmレンズを取り付け、
フルサイズ810mm相当にする
…などが考えられますが、それなりに投資が必要となります。
そこで、天体望遠鏡用のパーツを組み合わせて、
リレーレンズ法で拡大率を上げることにしました。
使用するレンズは、ペンタックスのSMCタクマー300mmF4。
40年以上前に造られた骨董品。プラクチカ(M42)マウントなので、
トミーテックの望遠鏡「BORG」のパーツが簡単に取り付けられます。
この写真は接眼部を取り付けたうえで28mmアイピースを装着したもので、
このままで約11倍の望遠鏡として使うことができます。
さらに拡大撮影用のアダプター、延長筒、ヘリコイド、カメラマウントなどを介して
D7000のボディを取り付けた最終形態がこちらです。
そして、試しに太陽を撮影してみるとこんな感じに拡大することができました。
この撮影セットを構成するのに追加したのは、カメラマウントホルダー(2380円)と
カメラマウント(ニコンFマウント用、2380円)のみで、5000円でお釣りがきました。
まだ取扱いに慣れてなくてピントは甘々ですが、
何度か練習して本番に臨みたいと思います。




