一連の出来事を通じて、自分がなぜ沖縄に通い詰めるようになったのか、
わかってきました。
なんくるないさ、やってみれ。
「何とかなるから、やってみよう」という意味の沖縄言葉(うちなーぐち)です。
日ごろ、何かと不足しがちになる、この前向きな気持ちを無意識に求めて、
補充するために沖縄に足が向くようになったのです。
きれいな海や手つかずの自然、おいしい料理などの揃った「南国の楽園」は、
国内・海外を問わず、いくらでもあります。
実際、そのうちの何か所かは行ったことがありますが、やはり何か物足りない。
その足りないのが、前向きな気持ちにさせてくれる雰囲気です。
沖縄に頻繁に通うようになって、その文化や歴史なども少しずつ学んできました。
明・清と薩摩藩の二重支配や沖縄戦、戦後の米軍基地との共存など、
沖縄は近世以降大きな外圧に翻弄され続けてきました。
そういった苦難の歴史の中で、沖縄の人々に、あれこれ考えても仕方ないから、
とにかくやってみようという心が生まれたのかなと、考えさせられます。
どこか投げやりに聞こえる語り口も、その表れじゃないかと・・・。
今回、立て続けに苦しいことが起きて、ひどく落ち込んでしまいました。
「なんくるないさ」という気持ちも、すっかり萎えてしまっていました。
それを救ってくれたのは、ある大切な友人でした。
一通り話をていねいに聞いてくれて、そして最後にかけてくれたのが、
「何とかなると思うから、とにかく動いてみようよ。元気出して!」
という意味の言葉でした。
その人はいつも明るい笑顔を振りまいていて、動揺したり、
つらい表情をしているところをほとんど見たことがありません。
「どうして?」と聞いてみたら、「悩んでも仕方ないから、次どうするかを考えてる」
とのこと。
・・・この人には敵わないな、そして自分にとって一番大切な人だなと、思いました。
自分に欠けている、強く意識しないとできないことを、平然とやってのけているのだから。
こんなにも早く立ち直って、今こうして日記を書けているのは、
紛れもなく彼女のおかげです。感謝してもしきれません。
いつか、何らかの形で恩返しできればいいなと思っています。
ほんとうに、ありがとう。
